ヨーグルト大量生産するためにヨーグルトファクトリーを購入してみました。
牛乳パックを丸ごと入れられて衛生的なのが魅力です。
用意する物
1.本体
2.成分無調整の牛乳(500mlもしくは1,000ml)
3.ヨーグルトの種菌
牛乳は明治のおいしい牛乳を使いましたが、他のでも成功するため近所のスーパーでもっと安価な牛乳を購入なさっても問題ありません。
ただし、低脂肪と記載されているのは全く固まらないので気を付けてくださいね。
種菌は「ヨーグルト」「粉末タイプ」「ドリンクタイプ」と種類がありますが粉末タイプはあまりスーパーで見かけないようです。
今回は、普通のヨーグルトで特に評価が高いR-1ヨーグルトで挑戦してみました。
本体の準備
まずは箱から出して、本体を確認しましょう。
見事にただの箱です。
単純に40度ぐらいに温めるだけだから作りは非常に簡単な構造ですね。
説明書には次のとおり記載されていました。
500mlの牛乳:プレーンヨーグルト25~30ml カスピ海なら40~50ml
1,000mlの牛乳:プレーンヨーグルト50~75ml カスピ海なら90~110ml
今回用意した牛乳は500mlなので、プレーンヨーグルトを25~30ml準備します。
ざっくりですが、入れる量はこのぐらいです。
あとは容器に入れて電源ボタンを押して、8時間待つだけで自動で切れる設定になっています。
一つ注意点を挙げますと、冷蔵庫の温度は10度以下なので、牛乳をそのまま出して40度程度に上げるのに多少時間がかかってしまいます。
そこで牛乳パックを丸ごと電子レンジでチン(600Wで3分程度)した方が効率的です。
ここまでお膳立てが出来たらボタンを押して時間が過ぎるのを待つだけとなります。
一夜明け
牛乳パックは温かく、ふっくらしている感じです。
肝心の牛乳はしっかり固まっているのですが、この写真でお判りいただけるでしょうか?
いい感じで固まりましたが40度で温かい状態なので、食べると非常に不味いです。
多少温度が下がるのを待ち、冷蔵庫へ一日寝かせます。
冷蔵庫で冷やした後
さらにいい感じで固まっています。
乳酸菌が増え、タンパク質が増え、これらの過程で固まるのを見られるのは面白いですね。ちなみに、冷蔵庫に入れないでそのまま放置すると菌が増殖しすぎて酸っぱくなるので気を付けてください。
実食
それでは、取り皿によそって食べてみましたが、本当にプレーンヨーグルトが出来上がりました。
種菌はR-1ですが、企業の徹底した管理体制の中で作られた菌と家庭で作る菌では差が生じてしまいますので一種のプラシーボ効果で満足をする必要があるかと思います。
それでも手軽に大量に作れるメリットは大きいと思いますけどね。
フルグラ・はちみつ・ドライフルーツ等々 味を変えて楽しむのも良いですし、プレーンヨーグルトチーズケーキを作るときにも活用できるので手放せない家電になっています。
おすすめ商品
TO-PLAN の単純機能でカスピ海とプレーンの2ボタンのみで、安価な商品です。
アイリスオーヤマが出している商品は温度調整を25度~65度まで細かく設定できるのが特徴です。
キムチ・納豆・甘酒・ローストビーフなどと作れる料理が豊富ですね。
更に上位機種になると飲むヨーグルトまで作れるようになります。
ただ、コツを掴むまで試行錯誤だとか...
こちらは牛乳パックを閉じるものとかき混ぜるために便利な小道具です。
小物も揃えればより使いやすくなりますよ。